201104-27
Google Analyticsで特定のディレクトリを集計する
Google Analyticsは使いまくるんだけど、最近ちょっと仕事で同じドメイン内で特定のディレクトリのみを解析する必要が出た。簡単だろうと思ってたが、正式なやり方を調べるとほとんど情報が無く、しかも何年か前にGoogle Analytics自体が変わってしまったため、ピンポイントのTipsが無かった。
でも数少ないTipsを見つけて設定して一安心、のはずだったが、トラッキングが何故か1日経ってもされず、時計マーク(完全なエラーではなく準備中のような感じ)が表示されたまま。しばらくそのままにしてれば直るだろ、と思ったけど、1ヶ月経っても変わらず。Googleのヘルプとかを見るも設定に間違いはなく、原因不明。
結局これは再設定し直して直ったんだけど、改めて解ったことがあったのでメモしておくことにした。
特定のディレクトリを解析するにあたって、それぞれ違うフィルタを適応させたプロファイルを2つ作ってみて解ったことと、その手順。
既存のドメインのプロファイルを複製
まず、とあるドメインにAnalyticsを入れている前提で進めます。
特定のディレクトリの集計をしたい場合には、既存のプロファイルは必ずそのままにしておき、プロファイルの複製で作ってください。複製しない場合でそのままフィルタをかけた場合には、全データが取れなくなります。(まぁ、その名の通り”フィルタ”ですから^^;)
今回は「english」というディレクトリのみを集計したいという設定です。多言語サイトの場合にはよく使いそうです。
上記のように元のプロファイルの上に2つプロファイルが複製で出来ました。上記画像では「フィルタをかけた」となってますが、フィルタはこれからかけます。
ディレクトリに応じたフィルタを設定
フィルタは右下の「フィルタマネージャ」から作れます。
ここでプロファイル「English」と「ENGLISH2」のそれぞれのフィルタを作り、それぞれのプロファイルに適用しますが、どちらも「/english/」をサブディレクトリに指定してます。
違う点は1点。「右に等しい」か「右を含む」かの違いだけです。
実はこれは最初「右に等しい」と設定したが、集計が上手く取れなかったので困った挙句、両方設定してみました。なんか検索で調べても「右に等しい」にすれば特定ディレクトリ名称が付くものを集計してくれるって書いてあるんですよね(確か)。でも出来なかった。ディレクトリで集計できないワケはないので、気になって仕方がありません。なんとかしてやろうと。どちらかは大丈夫でしょう。
それぞれの集計結果
数日待って見てみました。
上が「English=右に等しい」
下が「ENGLISH2=右を含む」
ここから解るように、
右に等しい=/english/へのアクセスのみ。(index.htmlとかは含まれず)
右を含む=/english/ディレクトリ以下のアクセス or /english/という文字を含むアクセス
の違いが出ました。
要するに今回のような「特定のディレクトリ以下のみを集計したい」場合には、フィルタのサブディレクトリに集計したいディレクトリ名を入れ、「右を含む」にすれば集計されるってことが解りました。
※他のディレクトリ下に同名のディレクトリがある場合はそこも集計に入るので、その場合にはWEBrootからのディレクトリで指定したほうが良いと思います。
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