201110-28
WordPressの更新マニュアルを電子書籍で公開・配布します
WordPressでWEBサイトを構築することは今や当たり前のように行われていますが、納品後に「誰が更新するか」によって、作りやフォロー具合も変わってきますよね。
WEB制作者にとってお客様が満足に更新を出来るまでサポートすることは、大変重要なことだと思います。
WordPressやblogに素人の人でも、よりスムーズに導入できるよう最初にフォローやサポートを行う時、マニュアルが必要になる場合があります。
WordPressは構築内容によってカスタマイズが出来るので、全てを網羅したマニュアルはどうしても都度作成となってしまうけど、基本的な概念や操作については、まとめてみたら何かと有益じゃないかと思って作りました。
WEB上でも公開されているものも幾つかありますが、より簡潔にやさしい内容にしました。
そしてついでなので、電子書籍でスマートフォンに入れておけるようにもできるかな?
WordPressのマニュアル構成
このように、「WordPressとは」「基本操作編」の2種類はWordPressで構築した際に必ずお客様に渡すようにします。
そしてお客様によって「応用操作編」と「ログイン情報」はオリジナルで作って渡します。
WordPressとは
マニュアルの内容について
- WordPress の仕組み
- WordPressはどんなシステムなのかを
- WordPress の概念
- 基本的なblogとしての概念を
- 属性について
- カテゴリーとタグの考え方について
- 属性のメリット
- カテゴリーとタグのメリットについて
基本操作編
マニュアルの内容について
- ログインする
- ログイン方法について
- 管理画面の説明
- 管理画面のおおまかな説明
- 新規投稿をする
- 新規追加から投稿編集画面
- 新規投稿画面の説明
- 投稿編集画面と文章入力について
- 画像を挿入する
- 画像挿入と設定について
- リンクを挿入する
- リンク挿入と設定について
- PDF ファイルを挿入する
- PDF ファイル挿入と設定について
- カテゴリー設定
- カテゴリー設定と新規追加について
- タグ設定
- タグ設定と新規追加について
- プレビュー画面で投稿前の確認
- プレビューの活用について
- 新規投稿の公開前までの手順まとめ
- 記事の投稿のまとめ
- 投稿情報の再編集
- 再編集について
- コメントの扱い
- コメントの承認など
応用操作編などについて
「応用操作編」と「ログイン情報」は、納品形態によって作成してください。オリジナルになるので、ケースバイケースでここでは公開・配布はできません。
応用操作編は、カスタムフィールドとかカスタム投稿タイプを利用した時の補足説明として作ります。
カスタムフィールドは、お客様のことを考えて管理画面も色々と改変して使い易いものにすることもあるので、やさしいマニュアルがあると便利ですよね。
僕の場合、これらのマニュアルをメールで送るなどして、電話で補足説明をします。
もちろん、訪問説明の依頼がある場合はプリントアウトを持参して直接教えたりもします。
この辺はコミュニケーションですけど、当たり前ですが、お客様対応ってすごく大事なんですよね。
マニュアルって本当に簡単なものでも良いと思うんだけど、用意しておくと、お客様の心を掴む上で結構大切なアイテムになったりしますよ。
というわけで「WordPressとは」「基本操作編」についてをPDFデータで公開・配布します。
ダウンロードは以下からどうぞ!
- WordPress簡易マニュアル -WordPressとは-(PDF形式)
- WordPress簡易マニュアル -基本操作編-(PDF形式)
※そのまま印刷できるよう想定しているので、ファイルサイズが重たいです。便宜圧縮なりしてくださいね。
もちろん、配布はご自由にどうぞ。WEB制作者がお客様に渡す資料としても良いですし、お客様がこれから独自で学ぼうとするのにも良いかもしれません。
ご活用いただけたら幸いです。
電子書籍としても活用できる?
このマニュアルを作った折に友人からの要望もあり、せっかくなので電子書籍タイプにしてみようと。EPUB形式でも公開します。
- WordPress簡易マニュアル -WordPressとは-(EPUB形式)
- WordPress簡易マニュアル -基本操作編-(EPUB形式)
※ご自身のスマートフォンなりiPadなりに転送してください。
本当はIndesignでEPUBに書き出したかったのですが、エラーになったりレイアウトが崩れてしまったりして、まったく使えなかったので、有名なフリーウェアSigilで作りました。
EPUBは圧縮されたものなので、実はzipに拡張子を変えて解凍できます。
解凍して見てみると、実際はxhtmlで作られているのでCSSも使えますし、色々凝ろうと思えばできると思いますが、今回はそこまでしませんでした。
モバイル端末用を想定して作ってみて解ったのですが、
- データサイズに気を配る必要がある
- 画像の扱いに困る
- クロスデバイスを意識すると結構厄介かも
という感想を抱きました。
ぶっちゃけ言ってしまうと、自分のAndroidで確認しましたが、縦長画面は画像が切れるので微妙で、横長画面のほうがまだ見れると思います。
iPadでも表示確認しました。こちらは問題なく表示されて、まぁ大丈夫。
今回のWordPress簡易マニュアルEPUB形式は、iPadで見るのが1番良いかもしれません^^;
EPUB形式は、iPhoneやiPad、Androidなどのスマートフォン全般で共通して読める形式になります。Adobeからもリーダーアプリが提供されてますが、個人的にはAndroid用のアプリAldikoを使ってます。
電子書籍の形式は単なる文字と画像だけではなく、ハイパーリンクだけじゃなくて動画やアニメーションも埋め込んで再生ができ、アクションも使える。
PDFなどの普通の電子データとはまた違った大きな可能性を秘めています。
ですけど、Apple系のiPhoneやiPadってFlashを見れないんですよね。
実はそんなswfの問題を解消できる手段としてEPUBは注目されてたりします。
電子書籍は様々な形式があり、まだ業界として共通の形式が定まってないのですが、こないだのAmazon Kindleの一件で今後シェア争いが激化しそうな気配もありますしね。
ちょうど最近、WEBクリエイターBOXさんでも詳しく紹介されていたので、見てみると良いかもしれません。
電子書籍がどう出てくるかで、DTPやエディトリアル系のデザイナーさんのこれからの仕事とかが大きく変革するかもしれないと思いますが、IndesignからのEPUB書き出しが本気出してくれないと大変かもしれません。ワンクリック・ポン!になると劇的に変わるでしょう。
現状としてはまだまだ結構コーディングが必要かな~
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