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201105-07

札幌に戻ってきたワケ

monologue

約4年の東京の生活に終止符を打って札幌に戻ってきたのにはワケがある。

・・・という突然の独白的な文章から始まってみるけど、散文・雑文ってことで。

気付いたら過ぎていた

前に、こんな興味深い記事を見たんですよ。
1万時間の法則: 人が何かに習熟してスペシャリストになるのにかかる時間
たまに拝見しているblogなのですが、これによると1万時間を目安に「スペシャリストとしてある一定の自信がつく」というのです。

自身がWEB業界でデザイナーとして働き出してから数えてみた。

最初の1年は色々と不運な境遇だったので省いて、一番充実していた東京で働いてた時の時間だけで計算すると、平均月300時間×48ヶ月=14,400時間

過ぎてた。

瞬間、笑ってしまったよ。

いや、この時間を自覚したとかじゃないんだけど、言ってしまうと極度に忙殺される生活に限界を感じてたんだよね。
でもそれだけが原因じゃなくて、マネージメントとデザイン・ディレクション、時には営業というマルチな動きをしていたもんだから、「自分の生きる道」について本気で考えた。

僕は元々「デザイン」という分野をライフワークにしたいと思ってこの業界に入った経緯がある。
「モノ創り」は自分の中で絶対に継続出来る自信があったのと、一番身に付けたいスキルだったから。

ほとんど経営ラインで無茶苦茶に動いて自力でどうにかしてみて、そんなのをひたすら繰り返して・・・なんというか仕事を「戦場」としか捉えてなかったし、全てにおいて余裕など一切無い生活。本当にこれで良いのか?幾度と無い葛藤の末の決断だった。

でもこんな状態を経験したからこそ今となっては自信がついたし、食ってく為の知識や手法は色々と身についた。仕事もなきゃ作れば良いと考えるようになった。不得手なプログラム以外はね^^;

これは普通の制作会社だと経験できない貴重な経験と実績だと自負してる。だから上記1万時間の法則には納得がいってしまった。

この経験を活かして次に考えていることは。。。

札幌を盛り上げたい!

札幌というか、北海道を盛り上げたい。

これは自分の地元でもあるし、せっかく身についたスキルを存分にこのフィールドで活かしたい。自分もこの大地で過去に色々な辛酸を味わってきたからそんな思いが強い。この考えもあって札幌に戻ることを決意した。

北海道は地域の気質ってものだろうけど、本州に比べてとにかく元気が無いように感じるのと、積極性が足りない。
僕自身が感じてきた中で、今となっては北海道が不況な理由もなんとなく解る気がする。

東京とか近郊の関東地区、宮城、大阪、兵庫、福岡など、色んな土地で仕事を経験したり見てきて他の不況な土地も沢山あるけど、北海道は間違いなく盛り上がりに欠けている。

それはネガティブというより、気持ちの上で危機感が足りないというか自発性が少ないというか。
それはどうしてだろうと考えた時、自論だが思いついた。

「陸続きの他県が無い」

これが大きいんじゃないか?
他の県の文化や経済が身近に無いので「競争」や「焦り」が生まれにくいんじゃないかと。
商圏の問題もあるけど、なんというか全体的に「熱く」ないよね。そこは気温に沿わなくても良いのに。

なんかアイディアひとつでもっと活性化できると思うんだよね。楽しく行こうぜ。せっかくなら。
そんな考えで今年に入ってから色々と動いているんですね。ええ。

あれ?オチが無い。。。続くのか?w

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